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失敗しない弁護士の選び方

このホームページをご覧いただいているということは、相続問題のお悩みを解決できる弁護士をお探しなのかと思います。しかし最近では弁護士が運営しているホームページは非常に多く、どの事務所に相談すればいいか迷ったというお声も聞かれるようになりました。弁護士を35年以上経験してきた私から弁護士の選び方のポイントをお伝えしたいと思います。

相続問題の解決実績を多数持つ事務所の弁護士に依頼しましょう
話を最後まで聞き、有利な点・不利な点の両方を説明する弁護士に依頼しましょう

相続に強い弁護士は実は少ない?弁護士によって結果・満足度が変わる?

①相続問題を依頼するなら解決実績を多数持つ事務所の弁護士に

最近ではホームページで「相続に強い」といった表現を見られるようになりましたが、本当に相続に強いかどうかは分かりません。そのような時は相談する弁護士の所属する事務所の相続問題の解決件数を聞くことが良いでしょう。なぜなら1年間に発生している相続トラブル数(家庭裁判所の調停数)は日本中の弁護士数の半分もなく、単純計算で1人の弁護士が2年に1度しか相続事件を依頼されていない計算になるため、相続事件を解決した経験が非常に少ない、もしくは経験がない弁護士が数多く存在しているからです。

※司法統計の遺産分割調停の1年あたりの終結件数が13,000件前後で弁護士は現在4万人以上いることから半分以下としています。

相続問題の解決には検討すべき点が多々あるとともに、適用される法律や実務の運用も変わってきています。それらを適切に把握・フォローしているかどうかは、相続問題の解決の内容やスピードに大きな影響を及ぼします。相続問題解決の実績数が多ければ、それらを適切に把握・フォローしていることが多いですので、弁護士を依頼する際に参考にしてください。

ちなみに、実績の有無は年齢には限りません。若くとも相続問題を多く扱う事務所に在籍している弁護士であれば実績数も多く、同じ事務所の他の弁護士と相続問題について協議・研究することもありますので、安心して依頼してよいかと思います。逆に年齢を重ねた弁護士でも相続の経験数が非常に少ないということもありますので、弁護士歴よりも解決件数に注目すべきかと思います。

また、解決実績にはなりませんが、家庭裁判所の家事調停委員や家事調停官などを経験した弁護士であれば、裁判所側で数多くの相続事件を見た経験があるため、裁判になったとき(調停・審判)のことまで見立てて問題を解決する道筋を立ててもらうことができるため、そのような経験の有無も参考にするとよいでしょう。

②話を最後まで聞いてくれて、有利な点・不利な点の両方を説明する弁護士に依頼をしましょう。

次にお伝えしたいのは、あなたの話をしっかり聞き、有利な点も不利な点も伝える弁護士に依頼すべきということです。

相続の相談者からよく聞かれるのは、「他の弁護士事務所に行ったら、一方的に話されて話をよく聞いてくれなかった」や「よくわからないが叱られて怖かった」のような、弁護士がきちんと話を聞いてくれなかったというものが意外に多いものです。

良い弁護士というのは、相談者の希望をしっかり聞いたうえで、その希望を実現するための方法や、実現できるかどうかを忖度なしに伝えられる弁護士だと思います。

相続に関する法律上の決まりには、感情的には納得しにくいこともあるのが現実です。

そのため、私たち弁護士はあなたの希望通りにいかないこともお伝えすることがあります。

納得できないことかもしれませんが、できないことをできると言って報酬をいただくような弁護士は良い弁護士とはいえません。

あなたにとって本当に正しい提案をしてくれる弁護士かどうかを見極めることが重要です。

最後になりますが

弁護士に依頼することについて、他の相続人との関係で角が立つのではないかと心配される方もいらっしゃいます。

私の経験からすると、相続人どおしで話し合っていたところ、ちょっとしたことで感情的になってしまってこじれることも時々見受けられます。

相続問題の解決を弁護士に依頼することは、相続におけるあなたの正当な権利が守られるだけでなく、相続人どおしの感情的な対立の予防にもなり、円満に早期に解決することにも効果がありますので早めに御相談戴ければと思います。

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